長期投資で資産を増やす

資産を増やす

本業以外から収入を得たい!このご時世,誰もが考えることでしょう.空き時間に小売業をやる,アルバイトをする,借金してアパートを建てて大家さんになるetc…いろんなやり方があると思うけれど,ここでは,お金について勉強し,「お金でお金を増やす」ことを目指したい.つまり,誤解を恐れず言い切るなら「銀行になる」,要は,将来性を見込めるものにお金を出し,期待通りの結果が出たら,貸し手として利子付きの対価を頂戴する.まさにある種の金貸し業だ(つまり貸し倒れに注意っちゅうことよね).

ところで,お金でお金を増やすにはどうしたら良いか?ロバート・キヨサキ氏によると「あなたのポケットにお金を入れてくれるもの=資産を購入せよ」ということのようで,図示すると下記イメージのようになる.

では,私たちのポケットにお金を入れてくれそうなものは??
1.預貯金:銀行にお金を貸せば利子が貰える
2.株:価格の上下もあるけれど,持っていれば毎年の配当がある
3.債権:満期になったら利子を貰える
4.不動産:家賃を貰える
5.知的財産:本を書けば印税,発明すればロイヤリティを貰える

これらをざっと考えると預貯金の利率は推して知るべし,不動産やるには手元資金がないなら借金しかない,知的財産を生み出せるような能力は持ち合わせがない…なので,必然的に株か債権を購入することになる.いずれも相応の勉強が必要でしょうが,特に株であれば,「安く買って高く売れば,配当以外にもリターンがある」ことから,まずは「株取引で資産を増やす」ことを目指す.

株取引に於ける”投資”と”投機”の違い

「安く買って高く売る」なら,日々の値動きを見ていればできるんじゃないか?と思うのは当然.実際そのほうが楽しいし,うまくいくこともある.が,「事業内容を理解していないものにお金を出すのか?それは博打ではないのか??」というのが今回管理人が取るスタンスだ.つまり,出資する会社の事業や財務状態とは無関係に過去の値動きの傾向やトレンドから売買をする(=投機)ではなく,事業を理解したうえで,「安いな」と思ったらお金を出す(投資)ことにする.イメージで描くと下の絵のようになる.

以上のように,日々の株価の上げ下げに一喜一憂するのではなく,「事業内容を理解でき,応援したいと思える企業の株価を購入する」ことを基本戦略とする.

長期投資とは

投資に長期も短期もないだろうといえばそれまででしょうが,「事業内容を理解できる企業」に投資をするなら,仮に株価が大きく下がったとしても「この会社の事業は世の中に必要で,今後の事業計画から考えるに,株価は長期的には戻す,または上がる可能性が高い」と判断できる.なので,必然的に「購入した株を長期にわたり持ち続け,もし株価が下がるなら買い増す」ということになる.これが,いわゆる長期投資というものだと,管理人は理解している.
対応する言葉としては「短期投資」というものがあるでしょうが,これは,日々の,あるいは時々刻々と変わる株価の安いタイミングで買って,上がったらパッと売り抜けることで,株を購入する企業の事業内容には理解が及んでいないことが多いと推定する.
難しい言葉や理論はさておき,有名な大投資家であるウォーレン・バフェット氏の言葉「自分が理解できないものには投資しない」に尽きる.日々の値上がりを見てギャンブルのように「買った,売った」はいかにも楽しいでしょうが,事業内容や有価証券報告書を読んだうえで,たまに株価を見ては「意中の会社の株がすごく下がっているが,戻す可能性が高いよな…」「この会社が唱える事業は社会に必要なんだ!」と思えたら株式購入を決める.シンプルに,気長に行きましょう.

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