CentOSでMT5 & Python①:さらばOANDA API…

Oanda APIトークンの発行条件が変わった!!

当方は2020年12月より,OANDA REST APIを使用して,pythonでFXの自動売買を行ってきた.8時間足を使い,1日3回売買判定を行うシンプルなロジックだが,証拠金25万円から初めて,21年3月末時点で,34万円まで増えた.この期間はクロス円が軒並み円安方向に強いトレンドがあったので,トレンドフォロアー系のロジックの人は爆儲けしたのだろうと思うが…

さて,サービスの改定連絡はいつも突然に.タイミングの悪いことにAPIの使用条件が変更されてしまった.それも2度も.
これまでは無料でデモ口座も本番口座もAPIを使えたのが,21年の2月には「月に1万米ドル相当以上の取引があるシルバー会員以上」でないとAPIが使えなくなり,4月以降には「月に50万米ドル相当以上の取引があるゴールド会員以上」でないとAPIが使えなくなるとのこと.ざっくり計算すると,「毎月5000円くらいは手数料払ってね!」ということか…少額取引でプログラムを回している当方には痛すぎる話だ…

まあ,一証券会社のサービスに完全依存するのもどうかと思うので,他の手段を探すことにした.調べてみると,MT5だったら,pythonとの協調が比較的簡単,ただし,Windowsにしか対応していないとのこと…だが,自動売買のコードは自宅のWin10PCで開発し,sakuraのVPS(CentOS7)で動かしている…というわけで,何某かの工夫をしないと,pythonでの自動売買は難しそうだということが見えてきた.

作戦:Wineを導入して,MT5とpythonを動かす

調べてみると,Wineというソフトを使うと,Win版ソフトをLinuxで動かせることが見えてきた.ということは,下記手順でCentOSに自動売買環境を構築できるはずだと考えた.
1.Wineをインストールする
2.Wine経由でMT5をインストールし,動かす
3.Wine経由でpythonを入れ,MT5のライブラリを入れる
4.自動売買コードを,MT5経由でレートデータをダウンロードするように改変する
5.Wine経由で,自動売買コードを走らせる.

試してみたら,色々ハマったけど,最終的には,CentOSで,pythonベースでMT5を動かす自動売買コードを動かすことが出来るようになった.忘れないうちに,メモに残しておこうと思う.

…続く!!

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