CentOSでMT5 & Python③:Mate Desktopを入れる

SakuraのVPS(CentOS)を,リモートデスクトップから動かせるようにする

自動売買をMetaTrader5(MT5)で行うので,当たり前だが,MT5をVPSで動かせるようにしなくてはならない.また,同時に,動いていることを視覚的に確認できるようにしなくてはならない…
なので,まずは,CentoOSのVPSをリモートデスクトップから操作できる必要があるようだ.
候補としては,GNOME,MATEなど色々あるようだが,当方の実行環境はメモリがたった1Gしかないので,「軽い」と評判のMATEを入れることにした.

MATE Desktopをインストールする

下記コマンドで,件のMATEをインストールする.

yum install epel-release
yum --enablerepo=epel groupinstall "MATE Desktop"
echo "PREFERRED=/usr/bin/mate-session" > /etc/sysconfig/desktop
yum install --enablerepo=epel xrdp tigervnc-server

次いで,下記コマンドでiniファイルを編集する.

vim /etc/xrdp/xrdp.ini

「/max_bpp」と打ち込み,「max_bpp=32」なる表記を探す.「i」を打ち込み,これを「max_bpp=24」に編集する.escキーを叩き,「:wq」で保存する.

下記コマンドでサービスを起動する.

systemctl set-default graphical.target
systemctl start xrdp.service
systemctl enable xrdp.service

リモートデスクトップ接続をするために,下記コマンドでファイアウォールの設定を弄り,ポートを開放する.

systemctl start firewalld
firewall-cmd --permanent --zone=public --add-port=3389/tcp
firewall-cmd --reload

ここまで出来たら一区切り.再起動をかける.

reboot

VPS設定から,ポートを開放する

先ほど,ポート3389を開放したので,VPS側でも同じ設定を行う.具体的には,さくらのVPSのコントロールパネルに入り,「フィルタ=カスタム,プロトコル=TCP,ポート番号=3389」について,「送信元IPアドレスをすべて許可」となるよう,パケットフィルタの設定を追加する.

リモートデスクトップからVPSに入る

Windowsアプリである「リモートデスクトップ」を立ち上げる.IPアドレスはVPSのものを入力する.ユーザ名やパスワードも,設定済みのものを入力する.
下記の通り入れれば成功!!!

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