VPSでpythonを動かしたい
自作の自動売買ツールはpythonで書いているのだから，当然pythonをインストールする必要がある．デフォルトでインストールされているpythonのバージョンを確認すると…2.7系…というわけで，3.7系を追加でインストールする．
python3.7をインストール
まず，少々長いけど，下記コマンドで，pythonのインストールに必要なものを準備する．
＜コマンド＞yum install zlib-devel libffi-devel bzip2-devel openssl-devel ncurses-devel sqlite-devel readline-devel tk-devel gdbm-devel libuuid-devel xz-devel
次に，下記コマンドで，python3.7をダウンロードする．
＜コマンド＞curl -O https://www.python.org/ftp/python/3.7.9/Python-3.7.9.tgz
下記コマンドで解凍し，新しくできたPythonフォルダに移動する．
＜コマンド＞tar xf Python-3.7.9.tgz
下記コマンドで，コンパイル＆インストールする．
＜コマンド＞./configure –enable-optimizations
＜コマンド＞make altinstall
インストールが終わったら，ルートに戻って，python3.7 –versionでバージョン確認する．Python 3.7.9と出てればOKだろう．
下記コマンドで，一般ユーザのなかに適当なフォルダを作って，仮想環境を構築する．ここでは/home/sakuraにpython_envsフォルダを作って，SysTraなる仮想環境を作ることにした．
＜コマンド＞python3.7 -m venv /home/sakura/python_envs/SysTra
次いで，下記コマンドで，仮想環境を有効にした．
＜コマンド＞. /home/sakura/python_envs/SysTra/bin/activate
最後に，ライブラリインストール用のpipコマンドをアップグレードしておいて，これで一区切り…
＜コマンド＞pip install –upgrade pip
いずれにせよ，先頭に（さっき作った仮想環境）が表示されているあたり，インストールしたpython3.7.9での仮想環境が出来て，その環境下でpythonを動かす準備が整ったわけだ．あとは，この状態でpandasなりoandapyV20なり，必要なライブラリを放り込めば，動作環境の構築としては完成かしら．ここまで長かったわ…
ちなみに開発環境と統一するため，ヴァージョン指定で下記のようにインストールした．
＜コマンド＞pip install pandas==1.1.3
＜コマンド＞pip install matplotlib==3.3.1
＜コマンド＞pip install mpl-finance==0.10.1
＜コマンド＞pip install mplfinance==0.12.7a0
＜コマンド＞pip install schedule==0.6.0
＜コマンド＞pip install oandapyV20=0.6.3
＜コマンド＞pip install requests==2.24.0
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